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稽古2日目
舞台稽古の2日目。

初日で気合いを入れ過ぎたのか、朝起きると体中が痛い。
ヒザだけだと思っていた痣は、腕にも肩にもできていた。

舞台の役者さんは、いつもこんな苦労と向き合っているのね。
テレビ育ちの甘さを痛感。

実は、同じ演技といっても、テレビドラマと舞台とではまるで違う。

テレビは通常、カット撮りといって、
ひとつのシーンを細かいカットに分けて、そのカットごとに撮影する。
テレビの中では会話をしているシーンでも、
実際には、ひとりずつカメラに向かって台詞を吐いていることもある。
感情が入り難い。

とくに、アップで写される場面では、大袈裟なリアクションは厳禁で、
どんなに感情の入るシーンでも、微妙な表情で表現しなくてはならない。

驚くシーンでも、眉毛をピクリと動かすだけ・・・とかね。σ(^_^;)

新人のころ、トミーとマツというコメディドラマとNHKのシリアスなドラマを
掛け持ちでやっていたので、番組ごとに表情の加減をするのに苦労したことがある。

舞台となると、これが全く逆になる。
微妙な表情や、リアルな囁きでは、客席に届かない。
過剰にならない、だけど会場いっぱいに伝わるだけの表現が必要だ。

そして何よりテレビとの違いは、幕が開いている限り、
会話も、動きも、延々と続いているということ。
もちろんNGなんてありえない。
台詞を忘れても、間違えても、幕が閉じるまでは演技を繋げなければならないのだ。

そこに、舞台の面白さがあるのかもしれない。
役者も、見ている観客も、その一瞬が真剣勝負。
会場という箱のなかで、たった一度のリアルを共有する緊迫感。

それを味わうためには、痣のできる練習だってなんのその。(笑)
もっともっと頑張っちゃうよー。

舞台「愛と不安の夏」詳細はコチラ

〈母が息子を助け出すシーン〉
母と息子

〈休憩中の役者さんたち〉
休憩中
左から、ツイ友の緒方有里沙ちゃん、ジム役の荒川智大クン、
ピーター役、佐羽英クン。
| 石井めぐみ | 23:36 | - | - |