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冬の散歩道
寒くなると、どうしても外に出るのが億劫になる。
「身体を動かさなくっちゃ」と思いつつ、重い腰は上がらない。

それでも身体のために!と、歩数計とカメラを持って外に出た。

国立散歩。

マンションを出るとすぐ角にある家のヤツデの花。
丸いボンボンみたいな花は、アップで撮ると意外に可愛らしい。
冬の散歩1

少し歩くと電柱に絡まるオレンジ色の実。
これは何かしら?
ふだんは見過ごしてしまう小さな植物も、カメラを向けるといきなり主役。
冬の散歩2

道路にはみ出した低木も濃いオレンジに色づいている。
「私も撮って」
冬の散歩3

車道の横に植えられたドウダンツツジは、もう葉が落ちかけていたけれど、
最後のチカラを振り絞って真っ赤な色を堅持する。
「ホラ、ここにいるよ」
「まだ頑張ってるよ」
冬の散歩4

1時間ほど歩いて日が落ちかけたころ、ふと目を向けると
郵便局の壁に赤いツタが這っていた。
郵便のシンボルカラーに義理立てしたわけじゃないだろうけど、
小さな葉っぱの燃えるような赤を目にしたら健気な切なさを感じてしまった。
冬の散歩5

いつもと同じ道だけど、
いつもと違う風景が見える。

冬の散歩道。
| 石井めぐみ | 23:38 | - | - |