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国立の名店 うさぎ屋(その2)
 前回も書いたように、国立で和食と言えば「うさぎ屋」。

ネットなどで紹介されることも多いせいか、
最近は都内や他県からもお客様が来るらしい。

夜のコースは、「雪」4,500円 「月」6,000円 「花」8,000円に、
「ぎんせい」10,000円と、他にもフグのコースなどがある。

この日は、お昼のコースなので、もう少しリーズナブル。

先付は、「白子かん」雲丹添え。
うさぎ屋1

見た目は胡麻豆腐のようだけど、
口に入れるとフワっと溶けるような味わい。
濃厚な白子の風味も活きている。

八寸は、「琥珀寄せ」「鶏の松風焼き」
「叩き牛蒡」「京いなり寿司」

美しく箱に盛られて出される。
蓋の上には縁起物のナンテンが・・・。
うさぎ屋2

なかでも私のお気に入りは「琥珀寄せ」。
玉子の黄身を出汁の煮こごりに閉じこめた一品。
舌の上で蕩けるゼリーの中に、半熟に近い柔らかな黄身。
夕焼けの中に満月を見るような景色もいい。
うさぎ屋3

蒸し物は「海老芋の香煎蒸し」。
うさぎ屋4

香りのよい海老芋を柔らかく蒸したものに、
さらに茹でた海老が入っている。
葛あんでいただくと、ほっこりと温まる。

ここで箸休めの「根三つ葉と焼き椎茸のおひたし」

さらに、焚合は「飛竜頭」。

実はオシャベリに夢中で写真を撮るのを忘れちゃいました。
スミマセン。

そしてうさぎ屋の名物でもある「おぼろ豆腐」。
うさぎ屋5

手づくりの豆腐は、大豆の風味と甘さがあり、
味付けをしなくても美味しくいただける。
これにネギや薬味を入れ、あんを掛けても楽しめる。

最後に出てくるのは、季節ごとに変わるお食事。
この冬は「鯛飯」。
うさぎ屋6

おひつに入って運ばれてきたご飯は、
蓋を取ると、フンワリと四万十海苔の香りがする。
おこわのような、少し堅めのもっちりご飯は私好み!
何杯でも食べられちゃう。

写真にはないのだが、
ご飯に添えられるタクアンとキュウリが、何気に絶品のお味。
おやつに食べたいくらい。(笑)

あぁ・・・さすがにお腹も大満足。
・・・と思っていたら、
お店のご厚意で「黒糖わらび餅」をいただいてしまった。

こちらも、もちろん手づくり。
黒糖わらび餅

蕩けるような柔らかいわらび餅は黒糖で作られているので、
蜜をかけずに、そのままの味でいただく。
掛かっているのは青大豆のキナコ。

暖かい季節には、氷に乗せられて出てきたりする。
そんな演出も素敵な心遣い。

懐石料理だが、お店の雰囲気のせいか、
スタッフの温かいおもてなしのせいか、
堅苦しさを感じない場所。

国立という土地柄もあるのかなぁ。
大好きな人たちと、ゆったり食事を楽しみたい店だ。

| 石井めぐみ | 21:35 | - | - |